作家のゆるやか記
対話から生まれる、世界にひとつだけの作品
ネットショップでお買い物というと、スマホで、選んで、ぽちっとして終わり。とても機械的です。ふふ工房ではお店でお買い物をする様に、人と人のコミュニケーションが出来ると良いなと考えています。オーダーメイドなので、最低限の対話は必然ですが、対話したいお客様や、対話不要のお客様それぞれに合わせて接客しています。ですがもしよろしければ、故人様のお写真を送っていただいたり、思い出の話を聞かせていただけると、制作時のインスピレーションの幅も広がります。何よりもお客様との会話でほっこり出来たとき、私たちのこころも暖かくなり、きっとお客様も同じに思っていただけていたら、それもとてもうれしい事なのです。 今日のネックレスは、可愛いゆずさんのお骨を丸ごとお入れしました。あの仔の生きた証ですね。ゆずさんご家族様、掲載ご快諾いただきましてありがとうございます。とわに遺骨ペンダント しずくグラデーション G055 [ 虹 ] 2025年7月18日
私に子供が居なくてよかったなと思う時
私には子供が居ません。 なので、母親の気持ちは分かりにくいのです。お子様を亡くされたお母様の気持ちを想像できなくて良かった。想像できていたら涙が溢れすぎで手元が見えなくて作品を制作出来なかっただろうな辛すぎて制作を止めたくなっただろうな 皆様の大切な大切なお骨を託して頂きましてありがとうございます。Mさまご家族様、掲載ご快諾頂きましてありがとうございます。 とわに遺骨ペンダント グラデーション G319 [ オーロラピンク ] 2023年11月1日
故人様のお名前必要???
故人様のお名前を書いていただく欄があります。なぜ書いていただくか、それはお骨を人と思って接したいからです。毎日お骨がお客様から送られてきて作業する。最初は大切に扱っていても、人は日常に慣れてしまうので、遺骨もいつしかただの「モノ」になってしまうのです。そうならないために心がけの一端で、故人様のお名前が欲しいのです。お骨にご挨拶して、お客様の想いが書かれたお手紙を読んで、故人様よかったですね。と思いながら作業する。 インターネットでぽちっとしたら商品が届くのが当たり前の中で、ふふ工房は、ネットの向こうにいらっしゃるお客様と対話をしてから制作しています。この想いがちょっと面倒と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞお付き合いくださいませ。いつもありがとうございます(*^-^*)ふふ工房 作家 大菅千草すいません。最後になってしまいましたが、恵子さまの娘さん、掲載ご快諾いただきましてありがとうございます。 とわに 遺骨ペンダント しずくグラデーション G336 [ 薄グリーン超薄ピンク ] 2025年7月12日
ペンダントとの生活
YouTubeでこの動画に素敵なコメントを頂いたので紹介させてください。 -------------------優しい音ですね勝手ながら、歌が好きだったのかな?目の前の人に優しくできる生き方をしてこられたのかな?と想像してしまいましたうちの子たちは私のところに帰宅してからずっとずっと一緒に過ごしてます♪特別な何かをするのではなく、日常を普通に過ごす。ただそれだけ買い物すら、置いてきぼりなんじゃないかと思ってたことを思わなくなった日常ペンダントの中以外の遺骨は今も変わらず遺骨入れに入ったまま仏壇の横にいるのに心が軽くなった出かけてる最中、何気なく目に入った花や夕日、雲の形、あなたたちは私より間近にみてるかもしれないけど、と思いつつ、私とおんなじ目線で見ているような錯覚ができる日常それが当たり前になりすぎて、1人、きれいだねぇ。とネックレスに触れつつ呟ける幸せお墓に入れことを否定するわけではないし、手元にないことを非難する気もないだけど、いろんな供養のパターンがあっていいと思うし、残されたものがホッとできる供養が一番の供養だと思うその命のあった時間がさまざまなら、なくなり方もそれぞれ。だったら供養もそれぞれでもいいと思うなぁこの遺骨もきっと幸せを届け続けるんだろうなぁ。いいですねぇこういう供養の形を見つけてくださった作家さんにも、工房の皆さんにも感謝しかありません。本当にありがとうございます-------------------私は皆様へ、社会へ愛を伝える仕事が見つかってとても幸せです。毎日毎日うれしいレビューが届くんです。凄いですよね。凄いことです。こちらこそ、本当にありがとうございます。ふふ工房 作家 大菅千草 2025年7月11日
お客様から素敵なメールを頂きました
お客様からとても素敵なメールを頂きましたので、紹介させていただきます。-------------------------お世話になっております。遺骨オブジェを制作いただきましたKです。日曜日に無事祖母とサラが帰ってまいりました。本当にきれいに仕上げていただき、感謝申し上げます。また、実家分も含め、ご丁寧に対応いただき、ありがとうございました。 祖母はわたしにやさしさを与えてくれた人で、サラはわたしにやさしくしてあげたいという気持ちを教えてくれた犬でした。仕事で不在がちな両親の代わりに、育ててくれた祖母は、やはり一般的な「年何回か会うおばあちゃん」とは違っていました。いつかわたしより先にいなくなるとわかっていながら、突然の別れでしたので、まだどこかにいるような、実家に帰ればいつもどおり「おかえり」といるのでは、という気もしている日々が続いておりました。また、サラはわたしが13歳のときから飼い始めた犬で、わたしが27歳のときに他界しました。もう7年も前のことですが、今でも実家に帰ると、ちっちっち、とサラの足音が聞こえてくるような気がしていました。オブジェになって戻ってきた2人を見たら、「もう祖母と手をつなぐことも、一緒にごはんを食べることも、話すことも、サラを抱きしめることも、ふわふわの毛をなでることもできない」と思うとともに「でも、これからずっと共にいる」と思えました。後悔がないようにと作ったつもりが、本当の意味で死を受け入れることにつながりました。思えば、祖母もサラも、いなくなってしまったあとのほうがそばにいる気がします。思い出すことが増えたからだと思いますが、今回オブジェで帰ってきたことで、より常に共いるような気がしています。 オブジェは並べて飾ります。お写真でもお送りしましたが、2人はいつも一緒でした。また、2人とも、本当に突然死でした。そんなところもよく似ているんです。オブジェ大と小の大きさの違いが、本当に2人の大きさの違いに似ています。天国でもこうやって一緒に過ごしているのかなぁと毎日想像します。今日はサラの誕生日です。祖母はサラの誕生日を祝っていることは1回もなかったので、いつもどおり、昼寝して、ふたりでおやつを食べて、夜にはヤクルトを飲んで…と、なんでもない日々を空の上で送っていると思います。また、ラッピングも本当に素敵でした。箱を開けた中にあった優しい白と花の世界に、まだオブジェと対面する前に思わず「あぁ、おかえり」と口に出してしまいました。お花からふわっとラベンダーの香りがして、小学生のころ、那須に旅行に行ったときに、祖母に買ってもらったラベンダーのポプリンを思い出しました。オブジェを制作いただいたことで、「喪失」ではなく「変化」として、2人をこれからも感じ続けていけると思っています。このたびは本当にありがとうございました。--------------こちらこそありがとうございます。私に出来るせいいっぱいをしっかり受け取っていただける方のお手元にお届けできて、とても幸せに思います。おばあさまの政江さんとわんちゃんのサラさんのご家族様、素敵なメールを頂いた事と、掲載のご快諾いただきました事、ありがとうございます。 2025年6月18日
ダイソーの猫ハンモックを二階建てにしました~
二階はみうくん(若く楽々ジャンプします) 一階はくうさん(そろそろシニア) 場所の取り合いもなく二人とも気に入っている様子です。 工房がお休みの日、作家は何をしてるか、、、と言うと、休日も何か作ってます。平日も時間があると何か作ってます。根っからの創る人なんです。 いつもありがとうございます。#猫好きさんと繋がり 2025年6月9日
ふふ工房の理念
亡くなるという事は本当に残酷で、コミュニケーションがぷっつり途絶えてしまう。生きている私たちには「愛にあふれるどうしようもない想い」が残される。誰にもどうにも出来ないあふれる愛は時間とともに消化されて、ありがとうへ変わる。 愛は生き生きとして、ドラマティックでいろんな感情が入っている動のエナジー。ありがとうは、落ち着いているいろんな感情が含まれている静のエナジー そしてふふ工房の理念は「ありがとうを紡ぐ」です。お客様から故人様へのありがとうを伺って、形にするお手伝いです。セミオーダーで大したことは出来ないのですが、お気持ちを汲んで制作する。お客様のありがとうと、故人様からのありがとうがガラスの中に自然と表現される事を大切に制作させていただいて居ます。 写真は工房の庭でそろそろ収穫のドライフラワー用のふわふわお花。ペットさんのお尻尾みたいなドライフラワーや、たんぽぽの綿毛、チューリップです。 2025年4月27日
工房のお庭は今天国です
控えめに言っても天国です 天気の良い日はふわーっとどこからともなく花の香りに包まれています雨の日はふわーっと森の香りに包まれています 天国ですいつもありがとうございます(*^-^*)