作家のゆるやか記
分骨っていけないの
分骨っていけないの?愛する方を想う気持からのご質問ですね。そんな正解の無いご質問を頂きましたので私の考えをお伝えします 私の答えは、あなたが一番幸せに感じる事が正解です。 なぜなら、誰しも愛する人が幸せになってほしいと願っているからです。亡くなった方もあなたが幸せになるのを願っています。それでは、その願いを叶えましょう。自分が一番心安らぐ方法を見つけましょう。あなたが、お骨を昔からのやり方で全てお墓に入れるのが一番心が落ち着くと思われたら、そうするのがベストだと思います。あなたが、離れがたい、一部でも一緒に居ると心が安らぐと思うのであれば、それをお勧めします。あなたの幸せが故人の幸せであると私は信じて疑いません。それが私の答えです。
後悔のお手紙
お客さまよりお骨と一緒にお手紙を頂きました。 とても素敵なお手紙の許可を頂きましたので、ご紹介します。 長文ですが、是非最後まで読んでくださいね。 ----------------------- ~ふふ工房さんへ~ 今回は父の遺骨をよろしくお願いします。 父とは一緒には暮らしていなかったのですが1、2ヶ月に1度、ご飯を食べようと会っていました。 会うたび、父は私の派手な髪色に驚きながら必ず似合っているよと言ってくれました。 私はもともと父に対して少し冷たい態度をとっていたので、褒められてもそっけなく接していました私はとても後悔しています。もっと素直になればよかったと。 ご飯に誘うのもいつも父でした。私から誘った事はなく、これも後悔しています。後悔していることが山ほどあります。 初めて送った父の日のプレゼント、私が遅れて注文したので、父の日には届かず、届いたのは6月19日。6月19日は父の命日です。 父はコーヒーをいつも飲んでいたのでこれから暑くなるから冷たいコーヒーを飲んでほしいと思い、保冷カップを送りました。 父に、プレゼントを送りたいから住所を教えて、と言うと 「楽しみだなぁ」 と言ってくれました。 今まで私の用事で他県に行かなければならない時に車で送ってくれたのは父でした。今までのお礼と、これからもよろしくと言う意味のプレゼントでした。 本当は、今年から毎年送るつもりでした。 今年やっと余裕ができて送れたプレゼントでした。 でも父には届く前に亡くなってしまいました。 父の日にLINEをしたのですがその時私からご飯に誘えばよかった、と後悔しています。 また私から父への後悔は、とても多く、最後に会ったのは6月4日。他県への送迎を頼んだ日でした。...