作家のゆるやか記
ふふ工房の理念
亡くなるという事は本当に残酷で、コミュニケーションがぷっつり途絶えてしまう。生きている私たちには「愛にあふれるどうしようもない想い」が残される。誰にもどうにも出来ないあふれる愛は時間とともに消化されて、ありがとうへ変わる。 愛は生き生きとして、ドラマティックでいろんな感情が入っている動のエナジー。ありがとうは、落ち着いているいろんな感情が含まれている静のエナジー そしてふふ工房の理念は「ありがとうを紡ぐ」です。お客様から故人様へのありがとうを伺って、形にするお手伝いです。セミオーダーで大したことは出来ないのですが、お気持ちを汲んで制作する。お客様のありがとうと、故人様からのありがとうがガラスの中に自然と表現される事を大切に制作させていただいて居ます。 写真は工房の庭でそろそろ収穫のドライフラワー用のふわふわお花。ペットさんのお尻尾みたいなドライフラワーや、たんぽぽの綿毛、チューリップです。 2025年4月27日
新年のご挨拶に代えて
2024年も沢山の方に大変お世話になりましてありがとうございました。 幼い頃の私は生きるってどういう事でしょう。亡くなるってどういう事でしょう。そんなことばかりを考えている子でしたが、皆様の愛を形にするお仕事にたどり着きました。亡き方へのありがとうを形にさせていただくと、お客様から工房へ沢山のありがとうを頂き、私もありがとうの気持ちが湧き出てまいります。購入していただきまして、制作させていただきましてどうもありがとうございます。2025年も素晴らしい循環が続きますように、自分にも真摯に、お客様へも真摯に向き合ってゆきます。いつもいいねを押していただきまして、応援を頂きまして、どうもありがとうございます。2025年 元旦ふふ工房 作家 大菅千草写真は雲一つない晴れた元旦に沢山の人を乗せてどこかへ行く飛行機です。 2025年1月1日